①約30年前からの新興住宅地ならではの高齢者世帯の増加により、介護予防ニーズや孤立化の予防ニーズが増えつつあり、既存の社会資源(民生委員、社会福祉協議会、旧来の住民組織、公民館活動、住民有志等)では対応が間に合わず、多様化する高齢者の選択肢が少ない現状があります。
②健康づくりや生きがいづくり活動について、地域内に数件の実施事例はありますが、担い手確保や、活動のノウハウを組織的に広げるための仕組みがなく、課題となっています。
③少子高齢化社会には、住民が世代を超えて交流できる場の確保が継続的に必要になるということが重要となり、具体策の検討が急務となっています。
・古館に住む地域住民
みんなの茶の間(サロン活動)の実施
(1)下町地区(名称:18の絆)
・年10回実施(月1回、8・2月休み)
(2)中陣地区(名称:おんでや)
・年4回実施(5,8,10,12月)
(3)十日市地区(名称:田舎の茶の間)
・年6回実施(6,7,8,9,10,11月 月1回)
・古館地区
1 地域住民同士の定期的・継続的な交流及び世代間交流の場の確保
2 参加者の地域における孤立の防止や介護予防活動、子どもの見守りの機会の確保
3 地域内におけるサロン活動の成功体験による、地域のエンパワメントの向上
4 活動を通じて、元気な高齢者や敬老会を実施していたスタッフ等の地域内の潜在的マンパワーの発掘
5 今後、各地域で同様の取り組みを広げていくことを見据えた仕組みづくりとその手法の確立
うわまち地区は、いきいき岩手支援財団の助成金(助成事業名:古館地区みんなの茶の間普及事業)を受けてサロン活動を実施
(1)上町地区(名称:うわまちカフェ)
・4/15 コロナ感染拡大防止のため中止
・6/17 17名参加 座談会
・8/19 7名参加 座談会
(2)中陣地区(名称:おんでや)
・4/23 33名参加 お花見
うわまちカフェ